1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

射撃で初メダルの「ピンク・レディー」水田光夏、「声援で銃が揺れるほど」観客の心もつかむ

読売新聞 / 2024年9月2日 13時20分

射撃混合エアライフル伏射で銅メダルを獲得した水田光夏選手(1日、シャトールーで)=AFP時事

 【パリ=塚本康平】1日に行われたパリ・パラリンピックの射撃混合エアライフル伏射で銅メダルを獲得した水田 光夏 みか選手(27)は、ピンクに染めた髪とおしゃれなネイルがトレードマークだ。海外選手からも「ピンク・レディー」と愛される選手が、この競技で日本勢初のメダルをもたらした。

 中学2年の春、「シャルコー・マリー・トゥース病」を発症。筋力低下や感覚障害を起こす 末梢 まっしょう神経の難病で、車いす生活となった。

 19歳で本格的に競技を始め、前回の2021年東京大会に出場した。おしゃれも大好きで、SNSで髪形やネイルを発信するうちに、国際大会で海外の選手や審判から「かわいいね」と声をかけられるほどの人気者になった。

「楽しんでできた」と笑み

 決勝進出を目標に臨んだ今大会。その決勝の舞台でも、感覚のない両手で銃を操り、10メートル離れた的の中心部(直径0・5ミリ)付近を次々と射抜いた。「まさかメダルを取れるなんて」と喜びつつ、「大観衆の声援で銃が揺れるほどだったけど、楽しんでできた」と余裕たっぷりに話した。

 「今回の結果が射撃を知ってもらうきっかけになったかな」。表彰式でメダルを首にかけてもらい、笑みをこぼした。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください