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ボッチャ女子初メダルの遠藤裕美、福島在住も味方…移動負担軽い近くに日本協会の練習拠点

読売新聞 / 2024年9月2日 18時27分

女子個人で銅メダルを獲得した遠藤裕美(1日)=須藤菜々子撮影

 1日に行われたパリパラリンピックのボッチャ女子個人(脳性まひBC1)3位決定戦で、遠藤裕美(福島県協会)がバミューダ諸島の選手を7―0で破り、銅メダルに輝いた。個人戦は今大会から男女別となり、女子選手の個人種目でのメダル獲得は日本勢初。

 銅メダルをかけた一戦で遠藤が相手を圧倒した。1次リーグからの戦いを通じ、ボックスから10メートル先のコート奥の付近で戦う「ロング」の攻防で譲らなかった点が大きな勝因となった。

 「コートに立てる喜びをかみしめながら、最高のパフォーマンスをしたい」。目標を見事に実現した遠藤は、競技アシスタントの母親・さとみさん(59)と一緒に福島を拠点に活動する。そこには全国に複数ある日本ボッチャ協会の練習拠点があり、東京パラリンピック前から日本代表の強化合宿が数多く組まれるようになった。

 ボッチャの選手は重度障害者のため、移動などの負担が少ない近隣に存分に練習できる環境があることは大きなメリットになる。遠藤は地元でじっくりと技を磨いた。女子では初となる個人種目でのメダルは、日本のボッチャ全体にとっても大きな価値がある。(畔川吉永)

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