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気象庁「今年の暑さは異常気象だった」…過去30年より1・76度高く、144地点で史上最高

読売新聞 / 2024年9月2日 21時34分

気象庁

 今夏(6~8月)の日本の平均気温は昨夏と並び、1898年の統計開始以降で最も高かったと、気象庁が2日発表した。勢力の強い太平洋高気圧が列島を広く覆ったことなどが要因で、「今年の暑さは異常気象だった」としている。猛暑日の地点数も過去最多を更新するなど、記録ずくめの猛暑になった。

 都市化の影響が比較的小さい全国15地点の今夏の平均気温を分析。その結果、過去30年(1991~2020年)の平均値よりも1・76度高く、昨夏と並んだ。

 地域別の平均気温も軒並み平年を大きく上回った。気象台などがある全国149地点の分析では、西日本と沖縄・奄美はそれぞれ1・4度、0・9度高く、いずれも統計開始以降、過去最高を更新。東日本は1・7度高く過去最高タイ、北日本は2・3度高く過去2番目の暑さとなった。

 地点別では、全国914地点のうち144地点で観測史上最高の気温を記録。栃木県佐野市では、全国で史上2位タイの41・0度(7月29日)を観測した。猛暑日の地点数は延べ8821か所に上り、現在の統計手法となった2010年以降で最多だった昨夏(延べ6692か所)を上回った。

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