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トライアスロン秦由加子9位、涙止まらず…「もっと進化して次のレースで勝つ」

読売新聞 / 2024年9月2日 21時58分

スイムで力泳する秦由加子(2日)=古厩正樹撮影

 パリパラリンピックは2日、トライアスロンが行われ、男子(車いす)で木村潤平(Challenge Active Foundation)は8位。女子(運動機能障害PTS2)の秦由加子(キヤノンマーケティングジャパン・マーズフラッグ・ブリヂストン)は9位だった。男子(運動機能障害PTS4)は前回大会銀メダルの宇田秀生(NTT東日本・NTT西日本)が12位、男子(視覚障害)で前回銅の米岡聡(三井住友海上)が11位だった。

 トップに遅れること約20分。拍手で迎えられ、秦はサングラスを外してゴールに駆け込み、深々とお辞儀した。9位に終わり、「全力を尽くしてフィニッシュできた」と感謝しながらも、涙が止まらなかった。

 東京大会は6位。ランの際、右脚の切断部に激しい痛みが生じたことから大会後の秋に 大腿 だいたい骨を削る手術に踏み切った。復帰後は、痛みなく体を動かせる充実感があった。

 ただ、パリへの調整はうまくいかなかった。「練習している中でもいろんなことがある。順調にいかなかった」と多くは語らなかったが、この日はスイムで出遅れ、その後も差を広げられ、「今の実力はこれがすべて」と絞り出した。

 競技人生は続く。「ここを通過点と考えて、もっと進化して次のレースで勝てるように頑張りたい」。この経験を力に変えて歩み続ける。(杉野謙太郎)

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