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今夏の猛暑は高気圧の滞留が原因、地球温暖化の影響も…気象庁異常気象分析検討会

読売新聞 / 2024年9月3日 7時6分

 気象庁の異常気象分析検討会は2日、昨夏と並んで過去最高の平均気温となった今夏(6~8月)の猛暑について、太平洋高気圧などが日本列島上空に居座ったことや、地球温暖化の影響で大気全体の温度が高くなっていることが影響したとする分析結果を発表した。

 同検討会によると、今夏は偏西風が例年より北に蛇行したことで、西日本を中心に背の高い高気圧に覆われやすく、日差しが強まった。特に7月は、太平洋高気圧が平年に比べて、西側に強く張り出した。

 また、海面水温が平年に比べて極端に高まった状態が続く「海洋熱波」も原因の一つとした。

 同検討会会長の中村尚・東京大教授(気候力学)は、「今年の暑さも異常気象だ。長期的には地球温暖化が気温の上昇傾向を底上げしていることは否めない。以前に比べ、これまでにないような高温が起きやすい状態になっている」と話した。

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