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あすからパラ柔道、世界ランキング1位の瀬戸勇次郎ら出場…遠藤監督「金含む複数メダルを」

読売新聞 / 2024年9月4日 20時0分

パラ柔道でメダル獲得が期待される広瀬順子(左)と瀬戸勇次郎

 パリパラリンピックの柔道は、5日から競技が始まる。日本代表は男子2人、女子4人が出場する。このうち、男子73キロ級(弱視)の瀬戸勇次郎が最新の世界ランキングで1位、女子57キロ級(弱視)の広瀬順子が3位、女子70キロ級(同)の小川和紗が4位でメダルが有望。遠藤義安監督は「金メダルを含め、複数のメダルを取れるような準備はしてきた」と意気込みを語る。

瀬戸、東京大会は66キロ級で「銅」も階級再編で73キロ級に

 瀬戸は東京パラリンピックでは、全盲の選手を含めた男子66キロ級で銅メダルを獲得した。その後、全盲と弱視のクラス分けができるとともに階級は減り、弱視の73キロ級に変更となった。瀬戸は「動かせる筋肉を7キロ増やすのは簡単ではなかった」と、この3年間の苦悩を口にする。

 それまで、あまり重視してこなかったウェートトレーニングで筋力を強化。昨年12月のグランプリ東京大会、今年2月のグランプリ・ハイデルベルク大会(ドイツ)、5月のグランプリ・トビリシ大会(ジョージア)の各国際大会で優勝した。瀬戸は「自分が今までやってきたことを十分に出し切る。(金メダルに)手が届く位置にいると思うので、やるべきことをしっかりやりたい」と静かに闘志を燃やしている。

最終選考大会に不参加の広瀬「パリに向けてしっかり練習できた」

 リオデジャネイロパラリンピックで銅メダル、東京パラ5位の広瀬は、最終選考の大会となったグランプリ・トビリシ大会に出場しなかった。ランキング枠でのパラリンピック出場権獲得が確定的だったため、地元・愛媛での練習に充てた。

 今年2月のグランプリ・ハイデルベルク大会で準優勝、4月のグランプリ・アンタルヤ大会(トルコ)で優勝と、出場した直近の2大会で好成績を収めている。パラ本番に向けて「技の精度を上げて、対戦相手の対策をしっかり練って臨みたい」と話している。(デジタル編集部)

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