1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

連覇狙った競泳の山口尚秀は後半に急失速、まさかの3位「すごく疲れてしまって」

読売新聞 / 2024年9月3日 11時30分

男子100メートル平泳ぎで銅メダルを獲得した山口尚秀(2日)=木佐貫冬星撮影

 パリパラリンピックは2日の男子100メートル平泳ぎ(知的障害)で、前回大会金メダリストの山口尚秀(四国ガス)は1分4秒94で銅メダルを獲得した。

世界記録保持者、ゴールしてぼう然

 ゴールした山口は、ぼう然とした様子だった。世界記録保持者として連覇をかけたレースはまさかの3位。「力を発揮したかった」と悔しそうに語った。

 序盤からスピードに乗って抜け出し、レースを引っ張った。折り返しの29秒16は自身の世界記録とほぼ同じペース。完璧な試合運びに見えたが、75メートル付近で暗転した。「すごく疲れてしまって。後半にいつもよりガクッと落ちた」と急ブレーキがかかり、一気に2人に抜かれた。終盤の追い上げもできず、最後のタッチ勝負で3位の座は死守した。「疲れている中では、やり切れた方。最低限のお土産が取れたのはよかった」

 初めて体験する大勢の観衆が集まった大舞台。連覇を狙う強い意気込みが空回りした部分があったかもしれない。まだ200メートル個人メドレーなど出場種目を残す。「残る力を十分に発揮できるよう整えたい」。気持ちを切り替え、前を向いた。(森井智史)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください