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「大麻グミ」所持容疑で男を書類送検、都内公園で「みんなに楽しくなってもらおうと配った」…食べた5人が体調不良

読売新聞 / 2024年9月3日 12時31分

 大麻に似た成分を含む「大麻グミ」を所持したとして、警視庁小金井署は3日、東京都足立区の40歳代の無職男を医薬品医療機器法違反(指定薬物の所持)容疑で東京地検立川支部に書類送検した。男は昨年11月に都内の公園でグミを配り、男女5人が体調不良で病院に搬送されていた。

 捜査関係者によると、男は昨年11月4日、小金井市の都立武蔵野公園の祭り会場で、大麻成分に似た指定薬物「THCH(テトラヒドロカンナビへキソール)」を含むグミ数個(計約130グラム)を所持した疑い。

 男は来場者にグミを無償で配っており、これを食べた中学生を含む10~50歳代の男女5人が吐き気などを訴えて病院に搬送された。

 男は事件数日前に埼玉県内の販売店で購入したと説明し、「みんなに楽しくなってもらおうと配った。合法だと思っていた」などと供述している。

 グミの包装には当時、規制対象外だった合成化合物「HHCH(ヘキサヒドロカンナビへキソール)」の記載があり、警視庁が鑑定した結果、HHCHのほかにTHCHも検出された。

 HHCHも大麻に似た成分で、東京や大阪では昨年、これを含む大麻グミを食べた人が救急搬送されるケースが続出した。厚生労働省は昨年11月にHHCHを指定薬物に追加し、翌月に所持や使用を禁止した。

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