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コンビニや家電量販店で「手ぶら」購入…日立と東武鉄道、生体認証での決済サービスを本格展開へ

読売新聞 / 2024年9月3日 16時8分

指の静脈を使った生体認証で決済や年齢確認ができるセルフレジ(4月11日、埼玉県越谷市で)=貝塚麟太郎撮影

 日立製作所と東武鉄道は3日、生体認証による決済サービスをコンビニエンスストアや家電量販店などに本格展開すると発表した。クレジットカードやスマートフォンを持たなくても、指の静脈認証により、「手ぶら」で商品を購入できるようになる。

 東武ホテルや埼玉県内の飲食店などに順次、静脈認証を導入する。2025年度には上新電機の2店舗、26年度はファミリーマートの100店舗で使えるようにする。顔認証にも対応させ、将来的には鉄道駅の改札への導入を目指す。

 サービス名は「 SAKULaLa サクララ」。利用者は、東武鉄道の志木駅などの定期券発売所で、名前や年齢、クレジットカードなどの情報とともに、指の静脈を登録する。ポイントの付与や店頭での年齢確認にも活用できる。今年4月から東武ストアの3店舗に導入され、約3700人が登録。決済時間が平均で通常の約半分に短縮できたという。

 東武鉄道の前田隆平・執行役員経営企画本部長は「レジ回転率が上がり、店舗にとっても効率化につながる」と強調した。

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