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能登半島地震で避難所として使われ、児童らの学校生活も再開していた小学校校舎、杭基礎の破断が判明…石川・輪島市

読売新聞 / 2024年9月4日 7時54分

杭基礎が破断していることがわかった市立門前東小(3日、輪島市で)

 石川県輪島市の坂口茂市長は3日、市立門前東小学校の校舎の地中に打ち込まれた建物を支える くい基礎が破断していたことを明らかにした。同小は能登半島地震後に避難所として使われ、7月中旬まで児童も通っていた。市は校舎の利用を中止し、児童らは2学期から市立門前中学校で授業を受けている。

 市教育委員会によると、同小は4階建ての鉄筋コンクリート造で、1985年8月に建設された。日本建築学会による被災度区分判定で杭基礎の調査が必要とされ、8月19日から23日にかけて市の委託を受けた業者が調査を実施。8月下旬に、基礎部分の杭6本のうち、5本が破断していることがわかった。

 同小は地震後に避難所となり、地域住民らを最大で1日133人受け入れ、1月24日以降は同小と門前西小の児童らが学校生活を送っていた。

 市教委は、元日の地震の揺れが破断の原因の可能性もあると分析。今後は避難所として利用しないことにした。復旧や建て替えの方針は未定という。

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