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山形で愛される「冨貴豆」…青エンドウ豆の素朴な風味と上品な甘み、口に広がります

読売新聞 / 2024年9月6日 10時9分

冨貴豆

冨貴豆

 青エンドウ豆の素朴な風味と上品な甘みが口に広がり、ほろりと溶ける。山形の郷土菓子「ふうき豆」は誕生から100年以上たった今も広く親しまれている。

理髪店の主人が作った?

 一説には明治後期、山形市の理髪店の主人が、順番待ちの客に茶請けとして出すために作ったのが始まりと伝わる。たちまち評判となり、主人は市内で菓子店「まめや」を開いた。

 今では多くの店が手がけるが、まめやは「元祖」の看板を掲げる。原材料は北海道産の青エンドウ豆と砂糖、塩のみ。薄皮をむいた豆を羽釜で煮て扇風機で冷ます。味が落ちるため保存料は使わない。

 まめやの商品名「 冨貴 (ふき)豆」は仕上げで粉ふきにすることに由来。古くから縁起物とされる豆に、縁起の良い漢字を重ねている。

「アイスクリームにのせたり、洋酒のつまみにしたり」

「まめや」4代目の中村弘久さん
 「変わらぬ伝統の味を追求して毎朝手作りしています。茶請けだけでなく、アイスクリームにのせたり、洋酒のつまみにしたりしても合うと評判です。好きな食べ方を見つけてください」

お取り寄せ

 「元祖 冨貴豆」箱入りは275グラムが750円、460グラムが1250円(税込み、送料別)など。

 詳しくはウェブサイトで。

 全国各地の郷土色豊かな味覚。お取り寄せもできる「ふるさとの逸品」を紹介します。記事中の値段などは紙面掲載時のものです。

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