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山口組4代目組長ら射殺容疑で時効の男、名誉毀損容疑の被害者は死亡の松浦市議…共犯の男も逮捕

読売新聞 / 2024年9月4日 10時11分

長崎県警察本部

 指定暴力団山口組の4代目組長らを射殺した疑いで指名手配されていた男(75)が名誉 毀損 きそん容疑で長崎県警に逮捕された事件について、名誉毀損の被害者は同県松浦市の市議(当時)だったことが3日、捜査関係者らへの取材でわかった。被害を受けた市議は、2月末に死亡している。

 男の逮捕容疑は、2月下旬、市内の飲食店で、知人だった市議の男性について、虚偽を書いた文書を客らに配り、名誉を傷つけた疑い。県警は3日、共犯として市内の自営業の男(63)を逮捕した。県警は、いずれも認否を明らかにしていない。

 射殺事件は1985年に発生。山口組と対立して分裂した一和会系組員らが、大阪府内で山口組の竹中正久4代目組長ら3人を襲撃して殺害した。男は事件に関わったとして警察庁が公開手配していたが、時効が成立している。

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