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福岡・久留米で大注目「うなぎご飯のオムライス」…ふわふわの卵を崩すと、かば焼きが現れます

読売新聞 / 2024年9月6日 10時11分

味も見た目も楽しめる「うなぎご飯のオムライス」

 九州一の大河・筑後川ではかつて天然うなぎがよく取れたという。その名残か、流域の福岡県筑後地方にはうなぎ料理の店が多い。そんな激戦区に、うなぎを使ったオムライスを出す店があると聞き、同県久留米市役所近くの「 () (そう)おがた」を訪ねた。

 かば焼き、うな重などとともに創作オムライスが並ぶメニューの中から、店主の緒方信之さん(45)お薦めの「うなぎご飯のオムライス」を注文した。一見、普通のオムライスだが、ご飯にのったふわふわの卵をスプーンで半分に割って崩していくと、中からかば焼きが姿を現した。

相性が良いものを合わせた

 甘めのうなぎのタレを絡め、有明海産の刻みのりとネギを入れたご飯は優しい味わいで、半熟卵やかば焼きとよく合う。うなぎは鹿児島、宮崎産を使い、卵は生クリームを加えて濃厚さとコクを出している。小鉢二つと漬物、みそ汁が付いて1800円。

 緒方さんは地元の高校を卒業後、「料理とワインを勉強したい」と渡仏し、パリの料理学校で学んだ。京都や東京の有名店などで修業を積み、2021年に今の店を始めた。うなぎとオムライスの組み合わせは、京都時代に老舗うなぎ店で食べた大きなだし巻きがのったうな丼にヒントを得た。

 緒方さんは「うなぎに卵、タレご飯と相性が良いものを合わせた。味だけでなく、見た目も楽しんでもらえる」とPRする。

こちらもオススメ…フルーツサンド

 筑後地方は果物の産地としても知られる。同県うきは市の「うきはんと。」が製造販売するフルーツサンド(900~980円)は、シャインマスカットや桃、梨、柿、イチゴなど旬の地場産をふんだんに使っている。JR九州の観光列車「ゆふいんの森」でも車内販売されている。代表の荒木伴子さん(57)は「フルーツで季節を感じてほしい」と話す。

 ※税込み。記事中の値段などは紙面掲載時のものです。

 国内外の総支局長が、日頃通っている店のおすすめメニューなど、地域の自慢の味を紹介します。

馳走おがた

 福岡県久留米市篠山町256

うきはんと。

 福岡県うきは市浮羽町朝田587の1

 サンピットバリュー浮羽店1階

 詳しくはウェブサイトで。

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