田中将大、イースタンのＤｅＮＡ戦で６回途中２失点「確実にステップアップできている」

実戦復帰後４度目の登板で、六回途中２失点の力投を見せた田中将

　プロ野球・楽天で二軍調整中の田中将が４日、神奈川県横須賀市で行われたイースタン・リーグのＤｅＮＡ戦に先発し、六回途中８安打２失点と力投した。

　五回途中７５球を投げた前回登板から中１０日のマウンドで、一回に３単打を浴びて１点を失い、三回にはソロ本塁打を許すなど、前半は苦しい投球だった。それでも尻上がりに投球のテンポを上げ、毎回の計７三振を奪う収穫もあり、「確実にステップアップできている」と手応えを口にした。

　８月７日に約４か月半ぶりの実戦復帰を果たして以来４度目の登板で、球数は１０２球に達し、「リハビリ登板がどうのというのは、もう別にない」と言い切り、「一軍に呼んでもらえるように、自分のできることをやってしっかり準備するだけ」と意気込んだ。