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避難指示情報で地区名の「桜城」を「サクラグスク」と読み間違う…音声合成ソフトに読み登録せず

読売新聞 / 2024年9月4日 19時11分

 8月27日夜に盛岡市で発生した大雨で、市がFM放送局「ラヂオもりおか」の電波を利用して避難指示情報を自動音声で発信した際、避難対象の 桜城 さくらぎ地区と 城南 じょうなん地区をそれぞれ「サクラグスク」「シロミナミ」と誤って読み上げていたとみられることがわかった。市によると、両地区で避難の遅れによる人的被害や家屋被害などはなかったという。

 市によると、市民から同29日に「地名が間違ってアナウンスされている」との指摘を受け、ミスの可能性が浮上した。ラジオ局内に設置した音声合成ソフトは、市から送信された地区名などの文字情報を自動で読み上げる仕組み。市が確認したところ、地区名の読み方を登録していなかったことが判明し、ミスにつながったとみられる。ただ、音声記録が残っていないため検証は困難な状況という。

 市は今後、緊急時の情報は市民にとって地区名よりなじみのある町名・字名単位で発信する方針。町名・字名は既に市が音声合成ソフト内に読み方を登録済みで、誤って読み上げられることはなくなるという。

 自動音声による避難情報は、同FM放送局のラジオ放送のほか、各避難所や町内会長宅などに設置されている防災ラジオ940台に配信された。

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