森保監督、５日の中国戦へ「最大限のパフォーマンスを出せるよう準備したい」…Ｗ杯アジア最終予選

中国戦を前に記者会見に臨む森保監督（４日）＝松本拓也撮影

　サッカー日本代表（世界ランキング１８位）は５日午後７時３５分から、２０２６年ワールドカップ（Ｗ杯）アジア最終予選の初戦で中国（同８７位）と埼玉スタジアムで対戦する。森保監督は４日の記者会見で「中国は力のあるチーム。最大限のパフォーマンスを出せるよう準備したい」と語った。

　日本が前回のＷ杯アジア最終予選初戦で敗れた際に、相手のオマーンを指揮していたのが、現在の中国のイバンコビッチ監督だ。森保監督は「百戦錬磨（の監督）で、前回かなり分析されたという感覚」と警戒する。

　今回全員が集まった練習が２日だけの日本に対し、中国は長期の合宿を積んできたという。イバンコビッチ監督は「私たちにとってチャレンジだが、今のところトレーニングはうまくいっている」と自信を見せる。

　アジア杯で日本がもろさを見せたカウンターやロングボールへの対応は、今回も相手の狙い所になり得る。主力の冨安（アーセナル）らを欠く守備陣のリーダーとして期待される板倉（ボルシアＭＧ）は、「簡単にいくとは思っていないし、本当に気は抜けない。リスク管理や一発の怖さを常に頭に持ちながら、試合を進めたい」と語った。