1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 政治

茂木敏充幹事長「増税ゼロ」や「政策活動費」廃止を訴え…自民党総裁選へ出馬表明

読売新聞 / 2024年9月4日 20時15分

記者会見で自民党総裁選出馬を表明する茂木幹事長(4日、東京都港区で)=大石健登撮影

 自民党の茂木敏充幹事長(68)は4日、東京都内で記者会見し、党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を表明した。経済成長で税収を増やすことなどによる「増税ゼロ」の政策推進や、政党が議員に支出する「政策活動費」の廃止を打ち出した。総裁選の出馬表明は、過去最多タイの5人目となった。

 茂木氏の総裁選出馬は初めて。「目標を掲げ、チームを束ね、結果を出す」と述べ、「(総裁任期の)3年以内に結果が出なければ責任を取る」と明言した。

 政権の最優先目標として「所得や年収をアップさせる」ことを掲げ、中小企業の生産性向上や人手不足の解消などを重点政策に挙げた。「半年以内にデフレからの脱却宣言ができる状況にしていく」と強調した。

 岸田政権で決定した防衛力強化のための増税と、子育て支援金の保険料の追加負担について、「それぞれ1兆円を停止し、新たな財源確保策で対応する」と主張した。

 政治改革では、党の全ての収入と支出の「見える化」を進めるとし、現在は原則、非課税となっている政治資金パーティーの収益について「事業収入として税金を納める法改正を具体化していく」と語った。幹事長の権限に関しては、5日から岸田首相(党総裁)に委嘱する考えを示した。

 一方、総裁選への出馬を目指す上川陽子外相(71)は4日、外務省内で記者団に対し、出馬に必要な推薦人20人について「かなりめどは立ちつつある」と語った。陣営関係者によると、11日に出馬表明することを検討している。

 これまで総裁選には、小林鷹之・前経済安全保障相(49)、石破茂・元幹事長(67)、河野太郎デジタル相(61)、林芳正官房長官(63)が立候補を表明している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください