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総監督・小沢征爾さんにささげる「子どものための音楽会」、松本市で7000人超の児童が鑑賞

読売新聞 / 2024年9月12日 14時42分

演奏を終え、観客の拍手に応える指揮者のセントクレアさん(中央)ら(4日、松本市で)

 長野県松本市の国際音楽祭「セイジ・オザワ松本フェスティバル」(OMF)は4日、同市のキッセイ文化ホールで、県内の小学6年生を招待した「子どものための音楽会」が開かれ、全日程を終えて閉幕した。「全ての公演を小沢征爾総監督にささげる」との合言葉で行われた今年も県内外から大勢の聴衆が駆けつけ、小沢さんの功績と人柄に思いをはせた。

 最終プログラム「子どものための音楽会」は、2日から行われ、7000人を超える児童が鑑賞した。4日は、若手演奏家らによる「小沢征爾音楽塾オーケストラ」が、米国出身のカール・セントクレアさんの指揮で、ベートーベンの交響曲第7番を披露した。児童ら全員で「故郷」を合唱して締めくくった。

 終了後、松本市立清水小の児童(11)は「指揮者とオーケストラの息が合っていてかっこよかった。またコンサートに来てみたい」と話した。

 2月に小沢総監督が死去してから初となる今年のOMF。約1か月の期間中、有料公演に延べ1万3500人が来場し、「サイトウ・キネン・オーケストラ」(SKO)などによる一流の演奏を堪能した。

 OMF実行委員会によると、来年は8月10日~9月9日に開催予定。沖沢のどかさんが引き続き首席客演指揮者を務め、ベンジャミン・ブリテン作曲のオペラ「夏の夜の夢」を指揮する。

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