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ウクライナ中部へのミサイル攻撃で死者53人・負傷者271人に…侵略開始後、最大規模

読売新聞 / 2024年9月4日 22時42分

 ウクライナ非常事態省は4日、ロシア軍による3日の中部ポルタワへのミサイル攻撃で、これまでに53人が死亡し、271人が負傷したと発表した。1度のミサイル攻撃の被害としてはウクライナ侵略開始後、最大規模だ。露軍は人が集まる場所と時間帯を狙って攻撃したとみられる。

 英字ニュースサイト「キーウ・インディペンデント」によると、弾道ミサイル2発が軍の通信学校と近くの医療施設に命中した。がれきの下敷きになっている人が多数おり、死傷者がさらに増える可能性がある。

 空襲警報の発令当時、学校では授業が行われていた。数分後にミサイルが飛来したため、シェルターに避難する時間がなかったという。米紙ニューヨーク・タイムズの取材に対し、救急ボランティアの男性は「学校の敷地の至る所に遺体が重なり合っていた」と話した。

 露軍の攻撃を警戒し、ウクライナの学校の多くは、オンラインで授業を行っている。軍は通信学校の対策に問題がなかったか調査する予定だ。

 一方、ウクライナ軍によると、露軍は4日、ウクライナ各地をミサイル13発、無人機29機で攻撃した。ウクライナ軍はミサイル7発と無人機22機を撃墜した。ウクライナのエネルギー省は全土で計6地域のエネルギー施設が攻撃を受けたと発表した。被害の程度は不明だ。キーウ・インディペンデントによると、西部リビウでは教育施設などが攻撃を受け、少なくとも7人が死亡、47人が負傷した。

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