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「ジャニーズ性加害問題当事者の会」解散へ 「実績残せた」とは言うものの...SNSでは異論も「何故今解散するの」

J-CASTニュース / 2024年9月4日 11時30分

「ジャニーズ性加害問題当事者の会」解散へ 「実績残せた」とは言うものの...SNSでは異論も「何故今解散するの」

2023年10月に立憲民主党のヒアリングに出席した「ジャニーズ性加害問題当事者の会」代表の平本淳也さん(手前、当時)と副代表の石丸志門さん。解散の表明に波紋が広がっている

旧ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)の創業者である故・ジャニー喜多川氏による性加害問題を受けて結成された「ジャニーズ性加害問題当事者の会」が、2024年9月7日をもって解散することになった。

「記念すべき9月7日をもって当会を解散と致します」

「ジャニーズ性加害問題当事者の会」は、故・ジャニー喜多川氏による性加害問題の発覚後、当事者らによって23年6月に設立された。ジャニーズ事務所に対する事実認定と謝罪、超法規的な被害者の救済と補償を求めるために活動してきた。

24年1月末をもって代表を辞任した平本淳也元氏と石丸志門副代表が3日、報道各社に宛てた文書を通じて「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の解散を明らかにした。

解散を決めた理由として、「これまで500人程度が合意に至っている進捗状況を鑑みて、会として求めてきた大部分は達成できた」ことを挙げ、「認定と謝罪、そして補償と救済(未決)に至っては事実として実績を残すことができました」と説明した。

解散の日を9月7日に決めたことについては、「『認定』と『謝罪』は昨年9月7日に催されたSMILE-UP.の記者会見にて勝ち得ることができました。この記念すべき9月7日をもって当会を解散と致します」としている。

当事者の会は解散するものの、「問題のすべてが片付いた訳ではございません。補償と救済もまだ道半ばです」とし、今後は個人の活動として被害者支援を続ける意向だとし、「皆様方には引き続いて『ジャニーズ事件』を注視して頂きたく願います」と呼びかけた。

「長くてつらい戦いだっただろうな」「まだ被害者がいるのに、これからどうするのか?」

突然の解散報告に、SNSでは「当事者の会の方々には長くてつらい戦いだっただろうな」「会の果たした功績は大きいと思います。大変ご苦労様でした」などと労う声も多い一方で、釈然としないと困惑する声も多くあがっている。

「まだ道半ばではないのですか? それに補償金の対応もまだ終わってない。全容解明を主張している人もいる。何故今解散するのでしょうか??? 気になります」
「旧ジャニーズの当事者の会、解散。どうも納得行かない。それでいいのか? と感じます。まだ被害者がいるのに、これからどうするのか?」
「ジャニ被害者の会解散ww マジかよ、どう考えても全部解決したとは思えないけどな?? 組織内で相当揉めてるのかねぇ?」

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