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大谷翔平がブルペンで術後最多15球…古巣エンゼルスのスタッフと記念撮影、優勝争い佳境へ

読売新聞 / 2024年9月5日 14時26分

慣れ親しんだエンゼルスタジアムのグラウンドでの練習を終え、笑顔を見せる大谷翔平(4日、米カリフォルニア州アナハイムで)=帯津智昭撮影

 【アナハイム(米カリフォルニア州)=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は4日(日本時間5日)、古巣エンゼルスとの対戦で4打数無安打だった。1番指名打者で敵地アナハイムでの試合に臨み、全4打席の結果は三飛、中飛、空振り三振、三飛だった。ドジャースは1―10で大敗した。

 大谷が6年間プレーしてきたエンゼルスタジアムでの今季のレギュラーシーズン2試合が終わった。慣れ親しんだ場所に戻り、試合以外ではリラックスした表情を見せることが多かった2日間だった。

 この日の試合前には、ブルペンに入った。マウンドの傾斜を使った投球練習では、昨年9月の右肘手術後で最多となる15球を座った状態の捕手に投げ込んだ。感触を確かめるように、1球ずつ時間をかけて投げた。練習後は旧知のエンゼルス球団スタッフと語り合ったり、記念撮影をしたりしていた。

 前日の試合後、「アナハイムのファンの人たちの前でプレーできるのが一番で、本当に感謝しかない。ここでプレーできたというのが、自分にとって大きなことだった」と話していた大谷。一つの節目を経て、レギュラーシーズンは140試合が終わった。残りは22試合で、ナ・リーグ西地区の優勝争いも佳境に入った。休養日を1日挟み、6日から本拠地での6連戦に臨む。

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