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パラ卓球の古川佳奈美、前回女王の老練さに屈し決勝逃す…銅メダルにはほほえむ

読売新聞 / 2024年9月5日 20時36分

女子シングルスで銅メダルを獲得した古川佳奈美(5日)=時事

 パリパラリンピックは5日、卓球女子シングルス(知的障害)の準決勝が行われ、古川佳奈美(27)(えん・コミュニケーションズ)はエレナ・プロコフェワ(NPA)に2-3で逆転負け。3位決定戦はなく、銅メダルとなった。

 何度も相手を追い込んだが、勝ちきれなかった。準決勝でフルゲームの末に敗れた古川だったが、「過去の自分と比べたら一番いい試合ができた」と納得の表情を浮かべた。

 緩急をつけたラリーで、第3ゲームを12―10で取った。これで優位に立ったはずが、「相手が何回も拾ってくるのが苦しかった」。相手のプロコフェワは東京大会を制した53歳のベテラン。強打をことごとくはね返すカット型の老練な相手に手こずり、第4、5ゲームを連取されて力尽きた。試合後は「精神的にも体力的にも、向こうの方が一歩上だった」と素直に認めた。

 目標の金メダルに届かなかった悔しさも残るが、1次リーグで敗退した東京大会に比べると、やり切ったとの思いがある。初めてメダルを手にし、「親や応援してくれた選手たちに見せられるかな」。優しくほほ笑んだ。(杉野謙太郎)

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