1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

「兵庫県知事が先頭に立って義務に違反する行動」…告発者処分は公益通報者保護法に違反との見解

読売新聞 / 2024年9月5日 21時45分

百条委員会で公益通報について話す奥山教授(5日午前、兵庫県庁で)

 兵庫県議会の百条委員会は5日、斎藤元彦知事に関する内部告発への県の対応を検証するため、公益通報に詳しい奥山俊宏・上智大教授に参考人として見解を聞いた。奥山教授は、県が告発を公益通報として扱わずに告発者を懲戒処分としたことについて、公益通報者保護法に違反するとの見方を示した。

 前県西播磨県民局長の男性職員(7月に死亡)は3月中旬、一部の報道機関などに、斎藤知事に関する7項目の疑惑を指摘した告発文書を送付した。

 斎藤知事は文書の内容を把握した直後に告発者捜しを指示し、当時副知事だった片山安孝氏が男性職員を聴取。県は同27日に男性職員を県民局長から解任した。公益通報者保護法の指針では、県に告発者捜しの防止などの体制整備が義務づけられており、奥山教授は「知事が先頭に立って義務に違反する行動をとった」と批判した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください