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サッカー日本代表が中国に7―0、帰ってきた伊東純也がゴール…W杯アジア最終予選を圧勝発進

読売新聞 / 2024年9月5日 22時13分

中国に勝利し喜ぶ日本代表の選手たち(5日)=後藤嘉信撮影

 サッカー・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組 日本―中国(5日・埼玉スタジアム)――日本(世界ランキング18位)は初戦で中国(同87位)に7―0で大勝した。日本は10分過ぎ、左CKから遠藤のヘッドで先制。前半ロスタイムに三笘が追加点を挙げた。後半も南野の連続得点など5ゴールで圧倒した。日本の次戦は10日(日本時間11日)、バーレーンとアウェーで対戦する。W杯は2026年、米国、カナダ、メキシコの3か国で共催される。(観衆5万2398人)

久々の代表戦、三笘は前半終了間際に得点

 帰ってきた両翼が、そろって輝きを放った。左の三笘、右の伊東が計5ゴールに絡む活躍。「2人とも日本代表にとって大きな武器であることは間違いない。得点に絡んでもらいたい」との森保監督の期待に「一発回答」で応えた。

 左ウィングバックで先発した三笘は、相手の厳しいマークをかいくぐり、決定的なクロスを供給。前半終了間際に右クロスを頭で合わせると、52分にはゴール左へスルーパスを送り、南野の得点をアシストした。

 三笘と代わって右ウィングバックに入った伊東も負けていない。77分、右からの横パスを中央へ運んで左足を振り抜くと、相手に当たってゴールネットを揺らした。終盤には前田、久保の得点もお膳立てした。

 代表では1年以上得点から遠ざかっていた三笘が「相当取れていなかったのでほっとしている」と言えば、「良い流れに乗り遅れないようにうまく入れた。アシストも狙い通り」と伊東。W杯出場権の獲得に欠かせないピースが、復帰戦から格の違いを見せつけた。

(林田晴樹)

「大きな武器」途中出場で結果

 伊東がピッチ脇に現れると、大観衆から大きな拍手と声援が送られた。60分過ぎにピッチへ投入されると、右サイドで攻守に奮闘。75分過ぎにはチーム5得点目をマークした。1~2月のアジア杯以来の代表メンバー入り。森保監督が「日本代表にとって大きな武器。出場した時間の中で武器を発揮し、得点に絡んでもらいたい」と期待していた通り、復帰初戦できっちりと結果を残した。

「初戦で非常に重要な一戦」南野が連続得点

 南野が技ありの連続ゴール。52分、スルーパスに反応してうまく抜け出すと、相手を巧みにかわしてネットを揺らす。その6分後には、ゴール前に勢いよく切れ込んで流し込んだ。「(どちらも)いいパスを出してくれたので落ち着いて決められた」と振り返り、「初戦で非常に重要な一戦だった。勝てて本当によかった」と安堵の表情を見せた。

パリ五輪で活躍、DF高井が代表デビュー

 パリ五輪で活躍した高井が後半途中から出場し、代表デビューを飾った。前日に20歳になったばかりの1メートル92の長身DFは落ち着いたプレーで相手の攻撃の芽をつぶし、無失点での勝利に貢献した。高井は試合後、「やってやるという気持ちだった。点差もあって落ち着いてプレーすることができた」と振り返った。

日本・森保監督「選手たちが過去の苦い経験を生かし、良い準備をしてくれた。3バックの中で選手たちも新たなチャレンジをすることができた。(今後も)一戦必勝でつかみ取る気持ちを忘れずに戦う」

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