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初競りのベニズワイガニに1匹50万円の「ご祝儀相場」…兵庫の香住漁港、大型船は漁獲10トン

読売新聞 / 2024年9月6日 13時7分

競りにかけられるベニズワイガニ(香美町の香住漁港で)

 今月から漁が解禁されたベニズワイガニの初競りが5日、兵庫県香美町の香住漁港で行われた。「香住ガニ」の愛称で知られる紅色のカニが約3か月ぶりに市場に並び、日本海の<秋の味覚>が次々に競り落とされた。漁期は来年5月末まで。

 ベニズワイガニは、近畿地方で香住漁港だけで水揚げされる。但馬沖の水深800~1500メートルの漁場で、20トン未満の小型船8隻と大型船1隻がカニかご漁で漁獲している。

 台風10号の接近で小型船の出漁は遅れたが、大型船は3日から4日にかけて約10トンを漁獲。水槽やコンテナに入れて初競りにかけ仲買人らが買い求めた。小型船の漁獲がなかった影響もあり、1キロあたり1022円と前年の初日に比べて約1・5倍の値となり、1匹50万円の<ご祝儀相場>もついた。

 但馬漁協香住支所の澤田敏幸次長は香住ガニの特長を「鮮度が良く、(生きた状態の)活ガニも水揚げされる」とアピールし、「風や波の状況が以前と変わってきており、安全操業をしてほしい」と話していた。

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