小田凱人が準決勝も快勝、銀メダル以上確定…第１シードと決勝「ホント負ける気しない」

パリパラリンピックの車いすテニス男子シングルス準決勝でプレーする小田凱人（５日）＝ロイター

　パリパラリンピックは５日、車いすテニスの男子シングルス準決勝がローランギャロスで行われ、第２シードの小田凱人（１８）（東海理化）は第４シードのグスタボ・フェルナンデス（アルゼンチン）に６－２、７－５でストレート勝ち。決勝に進むとともに銀メダル以上を確定させた。決勝で第１シードのアルフィー・ヒューエット（英）と対戦する。

　赤土のローランギャロスで行われる全仏オープンを２連覇中の小田。そんなコートへの相性の良さも手伝ったか、順当に決勝に進んだ。この試合は、第１セットは最初の２ゲームこそ連続して落としたが、以降は６ゲーム連取。第２セットはブレイク合戦となったが、第１０ゲームから３ゲームを連取し、振り切った。

　試合後のインタビューで小田は決勝について「彼（ヒューエット）に勝つためにここに来た。すごい楽しみですね。ホント、負ける気しないんで、このままやりたいですね」と話した。

　決勝は７日の日本時間午後８時半から行われる。