7月の消費支出、0・1%増の29万931円…物価高に対応し節約志向続く
読売新聞 / 2024年9月6日 12時37分
総務省が6日発表した7月の家計調査によると、1世帯(2人以上)あたりの消費支出は29万931円と、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比0・1%増と、3か月ぶりにプラスに転じた。住居関連の出費が全体を押し上げた一方、食料関連の消費額は減少しており、物価高に対応した節約志向が続いているとみられる。
品目別では、台所用の設備・器具や外壁などの工事費が増えた「住居」が17・3%増と大きく伸びた。原材料や人件費の高騰が影響している。「教養娯楽」は5・6%増だった。パリ五輪・パラリンピックを前にテレビの購入が増え、国内パック旅行費など旅行関連も伸びた。
「食料」は、牛肉や豚肉、野菜・海藻が減り、1・7%減だった。電気代など「光熱・水道」は4・6%減だった。
2人以上の世帯のうち勤労者世帯の実収入は69万4483円で、実質で5・5%増と、3か月連続のプラスだった。一方で消費支出は31万2568円と、実質で1・2%減った。賃上げや定額減税で所得は増えたものの、財布のひもはゆるまず、貯蓄などに回った可能性がある。
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