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内部告発巡る第三者委の設置を進言した人事当局、兵庫県知事が「調査に時間かかる」と否定か

読売新聞 / 2024年9月6日 12時0分

百条委員会の証人尋問に出頭した片山元副知事(6日午前10時30分、兵庫県庁で)=八木良樹撮影

 兵庫県の斎藤元彦知事が内部告発された問題を巡り、県の人事当局が第三者委員会による調査を斎藤知事に進言したが、時間がかかるなどとして見送られていたことがわかった。5日と6日に開かれた県議会百条委員会の証人尋問で、片山安孝・前副知事らが証言した。

 5日の百条委の出席者によると、人事当局の職員は、3月下旬に弁護士らを入れた第三者委員会の設置を当時の小橋浩一総務部長に提案したと証言。ところが、時間や費用がかかることから見送られたという。片山氏は今月6日、小橋氏が斎藤知事に設置を進言したが、「斎藤知事が『第三者機関は調査に時間がかかる』として否定したと聞いた」と証言した。

 最終的に人事当局主導の内部調査が行われ、斎藤知事は4月15日、県幹部を通じて人事当局に早期の処分を検討するよう指示。人事当局は5月7日、告発者の男性職員を停職3か月の懲戒処分とした。

 内部調査を巡っては、県議会から客観性を疑問視する声が上がり、斎藤知事は5月21日、一転して第三者機関を設置して改めて調査する方針を表明した。第三者機関は今月中にも発足する見通し。

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