ブリンケン国務長官、来年１月に退任の意向…ハリス氏当選でも続投せず

ブリンケン米国務長官＝ロイター

　【ワシントン＝田島大志】米国のブリンケン国務長官は５日、米大統領選で民主党のカマラ・ハリス副大統領が勝利した場合も、来年１月のバイデン大統領の退任に合わせて退く意向を示した。訪問先のハイチでの記者会見で述べた。

　ブリンケン氏は、続投を要請された場合の対応を問われ、「今、考えているのはこの政権の残りの期間だけだ。子供と多くの時間が過ごせることを楽しみにしている」と述べた。

　ブリンケン氏はオバマ政権でバイデン氏の副大統領補佐官（国家安全保障担当）や国務副長官を務め、政権発足時の２０２１年１月に国務長官に就任した。