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横綱不在の秋場所、琴桜と豊昇龍の2大関が順調な仕上がり…8日に初日

読売新聞 / 2024年9月6日 18時54分

横綱審議委員会の稽古総見で汗を流す豊昇龍(奥)

 大相撲秋場所は8日、両国国技館で初日を迎える。先場所優勝の横綱照ノ富士の休場が決まり、琴桜と豊昇龍の2大関が場所を引っ張ることになる。看板力士としての意地に期待したい。

 大関豊昇龍は先場所、優勝の可能性を残した13日目から右内転筋の負傷で休場し、9勝4敗2休。夏巡業は終盤だけ合流し、8月末に行われた横綱審議委員会の稽古総見では、大関琴桜らを相手に16番、精力的に相撲を取った。「大関同士で稽古すると気合が入る。負けられないという気持ちでやっている」。右太ももはしっかりとテーピングするなど、ケガの状況に不安を残しながらも、「完全に治ったわけではないけど、良い感じに動いている。調子は悪くないと思う」と話していた。昨年名古屋場所の初優勝から1年、序盤の取りこぼしや終盤での休場が響き、賜杯から遠ざかっているだけに、横綱不在のチャンスを生かしたい。

 一方、大関4場所目の琴桜も、夏巡業中に腰を痛め、巡業の後半はほとんど相撲を取る稽古ができなかった。だが、番付発表後に佐渡ヶ嶽部屋には多くの力士が訪れ、充実した稽古ができたようで、「稽古はうまくやれた。巡業でできなかった分、もう一回作り直そうと思って、うまくリカバリーすることができた」と順調さをアピールする。大関になってからも2桁白星を続けているだけに、そろそろ初優勝が欲しいところだ。

 先場所大関カド番で負け越し、関脇に転落した貴景勝は、10勝以上で大関へ復帰できる。首のケガが悪化し、持ち味の強く当たる相撲が見せられず、「どうしても治すことと鍛えることは反比例する」と苦しい日々を送るが、場所に向け「自分のいいものを出して、一番いい状態でやっていきたい」と気を引き締めている。

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