柔道・瀬戸勇次郎の「銀」以上確定、２大会連続のメダル…パリパラリンピック

瀬戸勇次郎（２０２３年１０月撮影）

　パリパラリンピックは６日、柔道男子７３キロ級（弱視）が行われ、瀬戸勇次郎（２４）（九星飲料工業）は、準決勝でオスバルダス・バレイキス（リトアニア）を下し、決勝に進出。銀メダル以上を確定させた。瀬戸は東京大会６６キロ級の銅に続く２大会連続のメダルとなる。

　世界ランキング１位の瀬戸は、初戦となる準々決勝で順当に勝利すると、続く準決勝でも開始１分５８秒、体落としで一本勝ち。金メダルまであと１勝とした。

　柔道の日本勢では、前日の女子４８キロ級（全盲） 半谷 (はんがい)静香（３６）（トヨタループス）の銀に続くメダル。

　福岡県糸島市出身。先天性の弱視で、高校３年生の時に健常者の柔道から転向した。