準決勝で快勝、小田凱人「ここからはマジで『金メダル取ります』って感じでやる」

車いすテニス男子シングルスで決勝進出を決めた小田凱人（５日、パリで）＝須藤菜々子撮影

　５日に行われたパリパラリンピック車いすテニスの男子シングルス準決勝で、小田凱人（東海理化）がアルゼンチン選手にストレート勝ちして銀メダル以上が確定した。

　１８歳の小田が今年の全仏オープン決勝と同じ顔合わせとなった準決勝でストレート勝ちした。３０歳のフェルナンデスを相手に第１セットを先取。接戦になった２セット目は、一段とショットの精度を高めて勝ちきった。「軽く聞こえちゃうから僕はずっと言っていなかったけど、ここからは、マジで『金メダル取ります』って感じでやる」と小田。金メダル宣言でさらに自らを鼓舞し、思い描いてきたパラの決勝に挑む。