３年前から階級上げた瀬戸勇次郎が決勝へ、堂々の勝ちっぷり…パラ柔道

瀬戸勇次郎（２０２３年１０月撮影）

　パリパラリンピックは６日、柔道の男子７３キロ級（弱視）で瀬戸勇次郎（九星飲料工業）が、準決勝でリトアニア選手に一本勝ちして決勝進出、銀メダル以上を確定させた。瀬戸は２大会連続のメダル獲得となる。女子５７キロ級（弱視）の広瀬順子（ＳＭＢＣ日興証券）も決勝に進出し、銀メダル以上を決めた。広瀬は２０１６年リオデジャネイロ大会では銅メダルを獲得している。

　瀬戸は準決勝でリトアニア選手から技ありを奪った後、一本勝ち。前回２０２１年の東京大会で銅メダルを獲得した６６キロ級から階級を上げており、「昨年末から体もできてきて、技も自分なりに成長できている」。鍛錬の手応えを裏付ける堂々の勝ちっぷりを見せた。