親睦会に参加の県職員「メニューにないトマト食べたくなった」と青果店でミニトマト１袋持ち去る

静岡県警本部

　静岡県は６日、経営管理部の４０歳代男性職員を停職４か月、同部の５０歳代男性職員を減給１０分の１（６か月）の懲戒処分とした。

　県によると、４０歳代の男性職員は下田財務事務所に勤務していた２０２１～２２年度、法人事業税などの課税情報の入力や調査、判定などの事務を放置したほか、計約１０７万円の課税誤り、上司や同僚名の印鑑を購入して使用し公文書を偽造するなど計３１７件の不適切な事務処理を行った。県の調査に「周囲に相談できなかった」などと話している。

　５０歳代の男性職員は６月７日午後８時頃、静岡市内の青果店でミニトマト１袋を代金を支払わずに持ち出した。市内で行われた県職員有志の親睦会に参加しており、「店のメニューにないトマトが食べたくなった」などと話しているという。