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「攻めて攻めてひたすら攻める」1メートル51の小兵、小川和紗が2大会連続銅メダル

読売新聞 / 2024年9月7日 10時41分

柔道女子70キロ級決勝でブラジル選手(右)を破り、銅メダルを獲得した小川和紗(6日、パリで)=古厩正樹撮影

 パリパラリンピックは6日、柔道女子70キロ級(弱視)が行われ、小川和紗(27)(伊藤忠丸紅鉄鋼)は3位決定戦でケリー・ビクトリオ(ブラジル)を破り、2大会連続の銅メダルを獲得した。柔道の日本勢では、今大会4個目。

 3位決定戦で小川は、2分過ぎに背負い投げで技あり。だが、ポイントになったことに気付かないまま、無我夢中で戦っていた。終了間際の内股返しも手応えに確信はなし。一本がコールされていずれもポイントになったと知り、「ラッキーが続いたな、という気持ち」と朗らかに笑った。身長1メートル51は、この階級ではひときわ小柄だ。今大会、掲げたテーマは自ら仕掛けること。「攻めて攻めて攻めて、もうひたすら攻める」と果敢に挑み、「すべての試合で攻めることができた」と満足げにうなずいた。

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