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17歳差ペアの小田凱人、三木拓也は銀メダルにも悔しさにじむ…「1本、2本の差」が勝敗分ける

読売新聞 / 2024年9月7日 10時39分

男子ダブルス決勝で敗れ、惜しくも銀メダルに終わった小田凱人(右)、三木拓也組(6日)=須藤菜々子撮影

 パリ・パラリンピック大会は6日、車いすテニスの男子ダブルス決勝がパリのローランギャロスで行われ、三木拓也(35)(トヨタ自動車)、小田 凱人 (ときと)(18)(東海理化)組は英国ペアに2―6、1―6のストレートで敗れ、銀メダルだった。

 17歳差ペアの頂点への挑戦は、銀メダルに終わった。35歳の三木も、18歳の小田も、口から出たのは「悔しい」という思い。英国ペアが国旗を広げて喜ぶのを、静かにコート脇で見つめた。

 2大会連続で銀メダルを獲得していた英国ペアとは、今年開催された四大大会の決勝でも対戦し、いずれも敗れていた。今回も同じ結果となったが、小田の感想は、「パフォーマンス自体は本当に 拮抗 きっこうしていた」。小田が強打を打ち込み、三木も相手のショットを必死に追った。ただ、要所でポイントを奪うかどうかの「1本、2本の差」(三木)が、勝敗を分けた。

 2人がペアを組んで約1年半。思い描いていた色ではなかったが、前回東京大会のこの種目で日本勢は表彰台を逃していただけに、誇るべき成績だ。出場4大会目で初めてメダルをつかんだ三木は、「これからさらに追い込んでいけると思っている」と、意欲を新たにした。

 一方の小田は、英国ペアの1人、ヒューエットとのシングルス決勝が控える。「小学生からずっと口に出してきた夢が、ついにかなう」と小田。強気に、次こそ金メダルをつかみにいく。(平地一紀)

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