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指針値超すPFAS検出、米軍が泡消火剤使用認める…東広島市「汚染原因の可能性高まった」

読売新聞 / 2024年9月7日 14時49分

広島県

 発がん性が疑われる化学物質「 PFAS ピーファス」が、広島県東広島市八本松町の米軍川上弾薬庫周辺で国の暫定指針値を超えて検出された問題で、市は6日、米軍側から、弾薬庫内でPFASを含む泡消火剤を使った訓練を過去に行っていたとの回答があったと発表した。これまで米軍は「県内にある基地では、泡消火剤を使用したことがない」と説明していたが、一転して使用を認めた。

 中国四国防衛局を通じた回答で、今年2月に続き2度目。過去の記録を調べて判明したと経緯を説明し、▽1991年から2009年までの間にPFASを含む旧式の泡消火剤を使用した消防車の点検および訓練を行っていた▽訓練の場所は敷地内北東部のヘリ発着場周辺――などとした。

 訓練の回数や使用した泡消火剤の量などについては回答がなく、市環境先進都市推進課の水戸明課長は、「米軍側が使用を認めたことで、汚染の原因である可能性が高まった。今後も県と連携し、さらに詳細な数値の公表と敷地内の土壌調査などを求めていく」と話した。

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