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「与野党1対1作る選挙協力を」「自力で支持得て政権」…立憲民主党代表選で野党共闘巡り舌戦

読売新聞 / 2024年9月7日 19時36分

立憲民主党代表選に立候補し、討論会で議論を交わす(左から)野田佳彦・元首相、枝野幸男・前代表、泉健太代表、吉田晴美衆院議員(7日、東京都千代田区で)=若杉和希撮影

 立憲民主党の代表選が7日に告示され、野田佳彦・元首相(67)、枝野幸男・前代表(60)、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)の4氏が立候補した。次期衆院選での政権交代を見据え、野党共闘の枠組みのほか、経済やエネルギーなどの重要政策が主な争点となる。

 代表選は泉氏の任期満了に伴うもので、新代表は23日に東京都内で行われる臨時党大会で選ばれる予定だ。

 立候補した4氏は7日、都内で開かれた日本記者クラブ主催の討論会に臨み、野田氏は次期衆院選を視野に「政権を取れる千載一遇のチャンスだ」と強調。他党との候補者調整に意欲を示し、「野党勢力の議席の最大化を目指し(与党の)自公を過半数割れに追い込む」と述べた。

 一方、枝野氏は「野党への期待は高まっていない」として、政策が異なる日本維新の会や共産党との連携は否定した。「厳しくても自力で国民の支持を得て、政権を担う」と訴えた。

 泉氏は、4月の衆院3補欠選挙で全勝したことを挙げ、「最も厳しい党勢の3年間を担い、地方でも自民に勝てる環境を作った」と成果を強調。「これからも大きな役割を果たす」と再選への意欲を語った。

 吉田氏は野党共闘について「(与野党)1対1の構図を作る選挙協力は進めるべきだ」との見方を示した。連立政権を目指す場合、「あらかじめどこと連携するかを国民に示すのは(立民の)義務だ」と述べた。

 代表選は、国会議員や地方議員、党員らに割り振られたポイント制で争われる。投票で過半数のポイントを得た候補がいなかった場合、上位2人の決選投票となる。

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