1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

新将棋会館がお披露目、藤井聡太竜王ら門出を祝う…羽生善治会長「新たな総本山として愛される場所に」

読売新聞 / 2024年9月8日 13時49分

報道陣に公開された新将棋会館(8日午前、東京都渋谷区で)=若杉和希撮影

 新将棋会館のお披露目式が8日、東京都渋谷区千駄ヶ谷で行われた。日本将棋連盟の羽生善治会長、藤井聡太竜王、谷川浩司十七世名人、西山朋佳女流三冠らが将棋連盟創立100年という節目の象徴である新会館の門出を祝った。(吉田祐也)

 東京の将棋会館の老朽化などに伴い、新会館建設プロジェクトは5年ほど前から始動していた。「将棋のまち」千駄ヶ谷での移転が決まり、現在の会館よりも千駄ヶ谷駅に近い場所に新会館は建設された。ヒューリック将棋会館千駄ヶ谷ビルの1階が新しい総本山となる。

 羽生会長は「今の将棋会館は大山先生(康晴十五世名人)が将棋の総本山として築かれた。新たな会館も総本山として、ファンや地域から愛される場所にしていけたら」と語った。谷川十七世名人は「今の将棋界には藤井聡太さんや優秀な若手が数多くいる。新しい歴史を築いていく存在です」とあいさつした。

 新将棋会館建設に尽力した佐藤康光前会長らが、記念のテープカットを行った。フォトセッションには藤井竜王、西山女流三冠、渡辺明九段、伊藤匠叡王らが参加した。

 その後の内覧会では、新しい特別対局室のほか、椅子対局の部屋、防音ルームなどが公開された。1階には「棋の音」カフェや売店、道場が入る。「康光ブレンド」の名が付いたコーヒーも販売される予定だ。

 棋の音」カフェは10月1日にオープンする予定だ。羽生会長は「新しいカフェが、地域の方や将棋ファンの憩いの場になることを願っています」と話した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください