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卒コン控えた松岡はな、リハーサルで「急に両手で目を押さえて下向いちゃった」理由【HKT48インタビュー】

J-CASTニュース / 2024年9月8日 10時0分

卒コン控えた松岡はな、リハーサルで「急に両手で目を押さえて下向いちゃった」理由【HKT48インタビュー】

HKT48の松岡はなさん。9月28日に卒業を控えている

HKT48の新曲「僕はやっと君を心配できる」(2024年9月11日発売)は、「いぶくる」こと石橋颯(いぶき)さん(19)と竹本くるみさん(20)によるダブルセンターを筆頭に、16人の「選抜メンバー」が担当している。

そのうち江浦優香さん(13)、龍頭綺音(りゅうとう・あやね)さん(14)の2人は、24年5月にお披露目されたばかりの7期生から選ばれた。一方で、9月28日に卒業を控える松岡はなさん(24)にとっては、最後に参加する楽曲だ。インタビュー後半では、主に7期生と松岡さんに話を聞いた。特に松岡さんには、卒業コンサートのリハーサルで涙が止まらなかったエピソードや、グループや後輩メンバーへの思いについても語ってもらった。(聞き手・構成:J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)

お披露目で「文脈が強い」楽曲披露した7期生

―― 新曲は、7期生から2人も選抜メンバーに選ばれたこともポイントです。7期生は24年5月に東京・渋谷で行われたコンサートでお披露目されたばかりです。そこで7期生がパフォーマンスした「Chain of love」は、映画「尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48」(16年)の主題歌で、元々は上野遥さん(24=22年卒業)がセンターを務めていました。映画では、「非選抜」ながらも、アンダー(代役)として劇場公演で活躍する上野さんに焦点を当てていました。言ってみれば「文脈が強い」楽曲ですが、どのような思いでパフォーマンスしましたか。

龍頭: マネジャーさんに映画を勧めていただいたので、見ました。私は入ったばかりですが、将来はみんなから憧れられるように、これからHKT48を引っ張っていけるように、将来はそういう存在になりたい、という思いで踊りました。
江浦: 7期生は16人いるから、誰よりも輝かないとファンの方が見つけてくれないから少しでも自分が輝けるように、自分の魅力をこの機会に見つけて、それで魅力を出せるように、表情の作り方などを頑張りました。

―― 「Chain of love」ではセンター龍頭さん、向かって左(下手)が江浦さん、という立ち位置でした。記者の間でも関心は高く、終演後にセンターの名前を確かめようと、レコード会社の人に立ち位置表を見せてもらう人が複数いました。お2人は7期生の中では知名度が高い方だと理解していますが、選抜入りを知らされて驚きましたか?

江浦: はい......!レッスン終わりに私と龍頭で「ちょっと残ってて」と言われて、1人ずつ呼び出されて伝えられました。本当に急に言われてびっくりしました。

―― レコーディングやMV撮影は初めての経験でしたね。

龍頭: 初めてのことばかりで緊張しましたが、先輩方の足を引っ張らないようにとか、周りを見てすぐ行動できるようにとか、たくさん頑張りました。

―― 先輩方としてはいかがですか。7期生はスマートに行動されてましたか。

松岡: されてました!えらい。
石橋: かわいかったです。えらい。
松岡: めちゃくちゃ難しい振り付けなのですが、頑張っていっぱい練習して、ついてきてくれました。

長崎の活動では「表情やダンスを厳しく鍛えていただいていた」

―― 龍頭さんはHKT48加入前に地元・長崎のモデル事務所に所属し、活動していました。6期生の江口心々華(ここは)さん(17)、福井可憐さん(17)、7期生の長野ららさん(13)、猪島莉玲亜(いじま・りりあ)さん(13)、AKB48の山口結愛(ゆい)さん(15)も同じ事務所出身です。江口さんは2作連続選抜入りです。長崎時代と福岡に来てからは、同じアイドル活動でも勝手は違いますか。長崎時代の経験が生きていると感じることはありますか。

龍頭: 長崎のときは多くイベントに呼ばれていて、踊りに行くダンスユニットのオーディションがありました。表情やダンスを厳しく鍛えていただいていたので、その経験は生かせていると思います。

―― 8月28日放送のラジオ番組「HKT48のももち浜ラジオ局」(RKBラジオ)では、江浦さんのことが「あの子はほんとにヤバイです。真顔でいきなりグッと笑う感じ」(梁瀬鈴雅(れいあ)さん=18)、「分かる、ほんとにやられる」(石橋さん)と話題になっていました。どんな感じで「ヤバイ」のでしょうか。

石橋: 鈴雅ちゃんと話して、大盛り上がりしました。目が合った時の笑い方が子犬みたいな、母性本能をくすぐられるような笑い方なんですよ......!「公演で目が合ってあんな笑い方されたら、もうダメだよね」、みたいなことを10分ぐらい話していました。番組は30分しかないので、ほとんどカットされていると思いますが......。

―― 江浦さんには他にもエピソードがありますね。井澤美優さん(18)は8月24日のSHOWROOM配信で、空港の保安検査場で江浦さんのリュックから中身がはみ出していて、それが「全部お菓子だった」と話していました。そんなに大量のお菓子を持ち歩いているんですか?

江浦: 絶対ミンティアは入っていて、グミとかいつも買って、移動するときはおなか空くからちょっと食べたり......。

―― あふれるぐらい入れているんですか?

江浦: すぐ取り出せるように外側に入れているだけで、「あふれるぐらい」ではありません(笑)。

これ以上泣くのは「本番にとっておこうと思います」

―― なるほど......!分かりました。最後に松岡さんにうかがいます。いよいよ卒業が9月28日に近づいています。最後のシングル曲です。どんな心境で臨みましたか。

松岡: あと少ししか活動できないので、何か「私はいいんです」みたいな感じだったのですが、スタッフの方が「入ってほしい」と言ってくださって......。

―― 選抜を辞退されようとしたんですか?

松岡:辞退というか、もうあれから(4月に卒業発表してから)「自分はもういいかな」みたいな感じだったのですが、ギリギリで(選抜メンバーに)入れさせていただいたので、素直に嬉しいなと思いつつ、この曲調のシングルもあまりないので、楽しめたらいいなと思っています。

―― 活動終了日にあたる9月28日には福岡サンパレス(福岡市博多区)で卒業コンサートか予定されています。8月24日の配信によると、リハーサルで「はなさんが急に両手で目を押さえて下向いちゃった」(北川陽彩(ひいろ)さん=20)ため、出演者も「もらい泣き」したそうですが、どんな心境だったのでしょうか。

松岡: リハーサルが始まって2日目ぐらいだったのですが、結構出来上がってきていて、少し「通し(稽古)」のような感じでした。周りがみんな(自分を)見ている感じで、なんかめちゃくちゃ寂しくなっちゃって......。みんなが見ていると泣いちゃいますね。でもちょっと早すぎたので、これからは控えようと思います。本番にとっておこうと思います。

―― 松岡さんは、19年4月に開かれた指原莉乃さん(31=19年卒業)の卒業コンサートでは、涙が枯れ果てたようになっていましたが、「3-2」発売時の20年4月掲載のインタビューでは、「全然泣かなくなって、自分自身の気持ちも強くなった」と話していました。自分の番が回ってくると、やはり涙腺は緩みますか。

松岡: 泣かないと思ってたんですよ。卒業生も、みんな結構泣かないんですよ。なのに泣いちゃって、ちょっと恥ずかしいんですけど......。やっぱり寂しいですね。

―― コンサートはどんな内容になりそうですか。

松岡: 思い出を振り返る感じの内容で、昔を思い出しつつ楽しんでいただけたらと思います。

後任キャプテンは「周りが見えればいい」「楽しんでもらえれば」

―― 23年2月から「チームKIV」キャプテンを務めてきました。「チームH」キャプテンの豊永阿紀さん(24)は言葉の選び方や、考えを言語化する能力がアイドルとしては非常に優れている一方で、松岡さんにしかない良さやリーダーシップもあろうかと思います。キャプテンとして心掛けていたことや、キャプテンとしての思いがあれば教えてください。

松岡: 何でしょう......。本当に言えないので、大事なこととか。周りに助けてもらいつつ、言えるのは「早く行動しよう」とか「時間ない」とか、それぐらいですね。あとはみんなしっかりしているし、みんな大人なので、全然、特に何も......という感じですね。

―― 後任にはどんな人を望みますか。どんな資質があったらいいと思いますか。

松岡: (キャプテンになる前は)すごく大変そうだな、というイメージだったのですが、周りが助けてくれるので、そんなに心配はいらない感じではありますね。周りが見えればいいかな、という感じです。楽しんでもらえれば。

―― 「この人にお願いしたい」という思いはありますか。

松岡: え~、秘密です(笑)。

―― 分かりました(笑)。そんなに簡単に後任人事が分かったら変ですよね。さて、今回取材を受けていただいている5人の中では松岡さんが一番先輩で、HKT48では、松岡さんが、いわゆる「AKB選抜」(AKB48のシングルに姉妹グループのメンバーが参加する)に入ったことがある最後のひとりです(19年「ジワるDAYS」)。コロナ禍や運営会社の体制変更を経て、5年前とは全然違う世界を生きていると言っていいと思いますが、どういったことを後輩に受け継いだり、語り継いだりしていきたいですか。

松岡: 思っている以上に、みんなかわいいので、もっと自信を持ってほしいと思いますね。

―― 卒業後はどのように活躍したいですか。詳細は卒業公演や卒業コンサートで発表されると想像しますが、現時点で可能な範囲で、方向性をお聞かせいただけばと思います。

松岡: そうですね、ちょっとゆっくり休もうかな、という感じです。

―― お休みの後に発表がある、という感じでしょうか。

松岡: どうでしょうか......??(笑)

―― 分かりました(笑)。いずれにしても、発表を楽しみにしています。


石橋颯さん プロフィール
いしばし・いぶき 2005年生まれ、福岡県出身。HKT48チームH所属。18年にHKT48に5期生として加入。「君とどこかへ行きたい(みずほ選抜)」(21年発売)以来、今作含めて5作連続で選抜入り。前作「バケツを被れ!」(23年発売)から2作連続でダブルセンターを務める。

竹本くるみさん プロフィール
たけもと・くるみ  2004年生まれ、東京県出身。HKT48チームKIV所属。18年にHKT48に5期生として加入。「君とどこかへ行きたい(みずほ選抜)」(21年発売)以来、今作含めて5作連続で選抜入り。前作「バケツを被れ!」(23年発売)から2作連続でダブルセンターを務める。現役大学生。

松岡はなさん プロフィール
まつおか・はな 2000年生まれ、千葉県出身。HKT48チームKIV所属、同キャプテン。14年に「バイトAKB」のオーディションに合格し、15年2月まで活動。15年に第2回ドラフト会議で指名されてHKT48に加入。「最高かよ」(16年発売)、「キスは待つしかないのでしょうか?」(17年発売)でセンターを務める。「ハイテンション」(16年発売)でAKB48のシングル表題曲に初参加し、「ジワるDAYS」(19年発売)など計7作品に参加。24年9月28日の卒業コンサートをもって卒業予定。

江浦優香さん プロフィール
えうら・ゆうか 2011年生まれ、福岡県出身。24年にHKT48に7期生として加入。今作で初めて選抜入りを果たした。

龍頭綺音さん プロフィール
りゅうとう・あやね 2010年生まれ、長崎県出身。24年にHKT48に7期生として加入。今作で初めて選抜入りを果たした。

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