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「46―46」到達の大谷翔平「今年は自分の数字を気にする余裕があまりないという感じ」

読売新聞 / 2024年9月9日 9時53分

自己最多に並ぶ46号本塁打を放ったガーディアンズ戦後、取材に応じる大谷翔平(9月8日、米ロサンゼルスで)=帯津智昭撮影

 【ロサンゼルス=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は8日(日本時間9日)、2021年の自己最多に並ぶ46号ソロをち、ここまで46盗塁で、メジャー史上初の「46本塁打、46盗塁」に到達した。初1番指名打者で出た本拠地ロサンゼルスでのガーディアンズ戦で、4打数2安打1打点で今季162安打、101打点とし、いずれもメジャー7年目で自己最多となった。全4打席で、結果は左飛、中前打、右越え本塁打、空振り三振。チームは4―0で快勝した。

 六回、右翼ポール方向に高く上がった打球の行方を、大谷はバットを手にしたまま見つめた。打球は切れずに5階席下の壁に設置されたワールドシリーズ優勝年を示す「1955」と表示されたボードに当たり、飛距離は450フィート(約137メートル)の特大の一発となった。

 試合開始時の気温が39度という猛暑の中でのデーゲーム。大谷の集中力が切れることはなかった。真ん中のツーシームを中堅左に運んだ2日前の45号ソロに続き、甘い球を逃さなかった。今季11勝右腕のバイビーの真ん中高めに浮いたチェンジアップをとらえた。

 前日にも同じような打球を放ったが、わずかにファウルだっただけに、「昨日もフェアになるんじゃないかと思って切れたので、どうかなと思った。しっかりと(フェアゾーンに)残ってくれていたので良かった」。スタンドに入ったことを確認すると、バットを放り投げ、ゆっくりと走り出した。大谷がベンチに戻った後、ファウルだった可能性について審判団がリプレー検証を行ったが、改めて本塁打が認められ、大谷は両腕を挙げて喜んだ。

 前人未到の「50本塁打、50盗塁」まで、レギュラーシーズン残り19試合であと4本塁打、4盗塁となり、視界にとらえる。自己最多に並んだ本塁打数など、自らの記録を超えることについて、「チームがもう変わっているので。今年は自分の数字を気にする余裕があまりないという感じはする」と大谷。それ以上に、佳境に入ったナ・リーグ西地区の優勝争いのことに目を向けている。「今もしっかりと首位にはいるけど、各ゲームで勝っていって、早く地区優勝を決めたい」と力を込めた。

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