パラリンピック閉幕、日本の金メダルは東京大会超えの14…田口亜希団長「強化の結果」と評価
読売新聞 / 2024年9月9日 12時47分
【パリ=読売取材団】第17回夏季パラリンピック・パリ大会は8日(日本時間9日未明)、パリ郊外サンドニのフランス競技場で閉会式が行われ、12日間の日程を終えた。次回2028年大会は米ロサンゼルスで開催される。
日本は前回東京大会の13個を上回る14個の金メダルを獲得。銀10個、銅17個と合わせメダルは計41個で、過去最多だった04年アテネ大会の52個には届かなかった。国・地域別では、中国が金94個、総数220個でともに1位。日本は金で10位、総数で11位だった。
パーソンズ会長「パリが基準に」と称賛
大会には、168か国・地域と難民選手団が参加。ウクライナへの侵略を続けるロシアと同盟国ベラルーシの選手は、国を代表しない「個人の中立選手(NPA)」として出場した。国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドルー・パーソンズ会長は閉会式で、「パリ大会は今後のすべてのパラリンピックの基準となった」と称賛した。
最終日の競技では、陸上女子マラソン(視覚障害T12)の道下美里(47)(三井住友海上)、男子マラソン(車いすT54)の鈴木朋樹(30)(トヨタ自動車)が銅メダルを獲得。7日は車いすテニスの男子シングルス決勝で、小田
田口亜希団長「強化の取り組みが結果に」
日本代表選手団の田口亜希団長が8日、パリ近郊で記者会見し、大会を総括した。金メダルは2021年東京大会より1個多い14個となり、「競技団体と共に行ってきた様々な強化の取り組みが、今回の結果につながった」と強調した。
ゴールボール男子や車いすラグビーの優勝など団体球技の躍進や、車いすテニスや卓球などでの日本女子初の金メダルも評価した。「今大会の日本代表のスローガン『挑め、自分史上最強。』の通り、選手たちが自身の限界に挑み、パラアスリートの無限の可能性やパラリンピックの価値を体現してくれた」と感謝した。
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