「裏金」関与議員に野党一本化の対抗馬擁立訴え…立憲民主党代表選出馬の４人

立憲民主党代表選が告示され、フォトセッションに応じる（右から）野田佳彦・元首相、枝野幸男・前代表、泉健太代表、吉田晴美衆院議員（７日午前、東京都千代田区で）＝若杉和希撮影

　立憲民主党代表選（２３日投開票）に立候補した野田佳彦・元首相（６７）、枝野幸男・前代表（６０）、泉健太代表（５０）、吉田晴美衆院議員（５２）も８日、討論会や街頭演説会で政治改革や政権交代の必要性を訴えた。

　ＮＨＫ番組で４氏は、自民党派閥の政治資金規正法違反事件の責任を追及する姿勢をそろって強調し、次期衆院選では他の野党と候補者を一本化し、関与した議員に対抗馬を擁立するべきだとの認識を示した。立民は自民総裁選に対抗し、代表選を通じて政権担当能力をアピールしたい考えだ。福岡市で開かれた党主催の政策討論会では、外交・安全保障政策などを巡って論戦を交わした。