マラソンの和田伸也、自らの記録更新も９位「また次チャレンジしたい」

陸上男子マラソンでゴールする和田伸也（左）（８日、パリで）＝古厩正樹撮影

　パリパラリンピックは最終日の８日、陸上のマラソンが行われ、車いすＴ５４の男子で鈴木朋樹（トヨタ自動車）が１時間３１分２３秒で銅メダルを獲得した。マルセル・フグ（スイス）が３連覇を果たし、吉田竜太（ＳＵＳ）は８位。視覚障害Ｔ１２の男子では堀越信司（ＮＴＴ西日本）が７位、和田伸也（長瀬産業）は９位だった。

　和田はガイドランナーとともに９位でフィニッシュ。前回東京大会と同じ順位だったが、視覚障害の重いクラスのＴ１１では、自ら持つパラリンピック記録を更新する２時間２９分５９秒をマークした。「粘り切れなかったけど、記録が作れたことは良かった」とある程度は満足した様子。「マラソンではまた次、チャレンジしたい」と意欲を燃やした。