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「メルシー!」「これ以上ない幸せ」「幸福な時間」メダリストが笑顔で行進…パラリンピック閉会式

読売新聞 / 2024年9月9日 15時15分

パラリンピックの閉会式で旗手を務めた木村敬一選手(左)と和田なつき選手(8日、サンドニで)=木佐貫冬星撮影

 【パリ=波多江一郎、塚本康平】世界中を熱狂と感動の渦に巻き込んだパリ・パラリンピックの幕が下りた。8日夜に開かれた閉会式では、熱戦を終えたパラアスリートたちがリラックスした様子で、華やかなショーを楽しんだ。4年後の舞台は米ロサンゼルス。選手たちは再び輝く聖火の下での躍動を誓った。

旗手の和田なつき「またコツコツと頑張りたい」

 閉会式は8日午後8時半(日本時間9日午前3時半)、降りしきる雨の中、陸上競技場「スタッド・ド・フランス」で始まった。スタンドが青、白、赤のトリコロールカラーにライトアップされ、「オー・シャンゼリゼ」が流れるなか、各国・地域の旗手たちが続々と入場。日本の旗手として、卓球女子の和田なつき選手(21)と競泳男子の木村敬一選手(33)の2人が登場した。

 初出場でシングルス金メダルに輝いた和田選手は、両手でしっかりと日の丸を握り、笑顔で行進。「夢に見た金メダルを取れて幸せ。次の目標を達成できるようにまたコツコツと頑張りたい」と先を見据えた。50メートル自由形と100メートルバタフライの2冠を達成した木村選手は、和田選手の肩につかまりながら歩き、スタンドに向かって盛んに手を振った。「自分史上最強の選手と一緒に閉会式を迎えることができ、これ以上ない幸せ」と喜びに浸った。

 自身が持つ日本の史上最年長金メダリストの記録を更新した自転車個人女子ロードレースの杉浦佳子選手(53)は「とても華やかな舞台だった。メルシー(ありがとう)パリ!」と笑顔を見せ、2個の銅メダルを獲得した競泳男子の富田宇宙選手(35)は「熱狂の大舞台でパフォーマンスさせていただけて幸福な時間だった」と振り返った。

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