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小田凱人「この緊張感は4年に1回がちょうどいい」…国枝慎吾さん「まだ18、あと20年はいける」

読売新聞 / 2024年9月9日 20時22分

車いすテニス男子シングルスで金メダルに輝き、国枝慎吾さん(右)と握手する小田凱人(7日午後6時28分、パリで)=須藤菜々子撮影

 7日に行われたパリパラリンピックの車いすテニス男子シングルス決勝で、18歳の小田凱人(東海理化)がアルフィー・ヒューエット(英)を6―2、4―6、7―5で破り、この種目で史上最年少の金メダリストとなった。三木拓也(トヨタ自動車)と組んだ男子ダブルスの銀に続き、今大会二つ目のメダル獲得。

 小田の主な一問一答は次の通り。

 ――金メダルの感想は。

 「このために生まれてきたなと今日、ちゃんと再確認できた」

 ――これまでのテニスの試合で一番面白かったか。

 「多分、現役を引退するときに一番(の試合と思うの)は今日じゃないかな」

 ――相手のマッチポイントでドロップショットが外れた時の心境は。

 「やっぱり、『いや、これは俺の(試合)だ』と思った。前に出る戦いをやり始めてからは、心臓のバクバクした感じもなくなったし、結局、それが一番大事なんだなと思った」

 ――強敵ヒューエットへの思いは。

 「彼とのライバル関係が、すごいレベルまで来ていて、ここからも続くと思う」

 ――初のパラは、どういう大会だったか。

 「毎日、ずっと楽しかったということしかない。でも、この緊張感は4年に1回がちょうどいいかな」

 ――車いすテニスやパラの現状を変えたいから金を取りたいと言っていた。

 「僕がプレーすることで、何か色々なことに変化が起きて、僕にとっても、車いすテニスをやっている人たちにとっても、いい影響が出ればいいと思ってきた。見たいと思われる試合を、これからもしていきたい」

東京大会金メダルの国枝慎吾さん「パラリンピックの歴史上、一番ハイレベルで、一番、お客さんもいて、一番盛り上がった試合だった。彼(小田)はまだ18。あと20年はいける。これからどう成長するか、僕もわからない」

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