「セーヌ川を泳いだ夢のような経験、私の人生を豊かにしてくれた」…パラ選手団の談話

スイムで力泳する秦由加子（２日）＝古厩正樹撮影

　８日夜に閉幕したパリ・パラリンピック。日本選手団のコメントを紹介する。

トライアスロン女子・秦由加子（キヤノンマーケティングジャパン・マーズフラッグ・ブリヂストン）「パラリンピックは、私に希望と勇気を与えてくれた。パリの美しい街を、セーヌ川を泳ぎ、大歓声の中走り、この夢のような経験は、また私の人生を豊かにしてくれた」

車いすフェンシング男子・安直樹（東京メトロ）「お陰で貴重な経験が出来、思い出に残る大会となった。ロサンゼルスに向け新たにスタートを切ります」

陸上男子・石山大輝（順大大学院）「（開会式で）旗手の大役もさせていただいたが、競技はまだ実力不足。とても楽しい大会だった」

陸上女子・ 鬼谷 （おにだに） 慶子 （関東パラ陸協）「たくさんの応援に、言葉に励まされた。メダルも獲得できて夢のようだった」

カヌー女子・宮嶋志帆（神奈川県協会）「全レース、しっかり 漕 （こ）ぎきることができた。初のパラリンピックはとても印象に残るものになった」

バドミントン女子・藤野遼（ＧＡ　ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ）「観客の応援など雰囲気がとても楽しく、うれしい気持ちでいっぱい。最高のプレーができて本当に良かった」

車いすバスケットボール女子・北田千尋（ＬＩＮＥヤフー）「無観客開催での東京パラを経験したからこそ、観客席に掲げられているたくさんの日の丸に胸が熱くなった。あの光景は一生忘れません」