マラソンの４７歳和田伸也、サブスリーで「Ｔ１１」パラ新…「タフなコースで記録作れた」

陸上男子マラソンでゴールする和田伸也（左）（８日、パリで）＝古厩正樹撮影

　８日に行われたパリパラリンピックの陸上マラソンで、視覚障害Ｔ１２の男子では、堀越信司（ＮＴＴ西日本）が７位、和田伸也（長瀬産業）は９位、熊谷豊（三井ダイレクト損保）は１０位だった。

　パラリンピック４大会連続出場の和田は９位だったが、視覚障害の重いクラスのＴ１１では自らのパラリンピック記録を更新する２時間２９分５９秒のタイム。「タフなコースで記録を作ることができて良かった」と喜んだ。複数のトラック種目とマラソンの両方で長く活躍していたが、４７歳で迎えた今大会はマラソンと５０００メートルに絞って調整した。「新たなチャレンジで、一つの成果を出せたかな」。今後も息の長い挑戦を続ける考えだ。