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立憲民主党代表選、「不記載」候補に対抗馬で4氏一致…野党一本化がカギ

読売新聞 / 2024年9月10日 11時6分

街頭で政策をアピールした(左から)枝野氏、野田氏、吉田氏、泉氏(8日午後2時57分、福岡市のJR博多駅前で)=山本光慶撮影

 立憲民主党代表選(23日投開票)に立候補した4氏はいずれも、次期衆院選について、自民党派閥の政治資金問題で政治資金収支報告書に不記載があった議員への対抗馬を野党で連携して擁立すべきだとの考えを示している。

 野田佳彦・元首相(67)は8日のNHK番組で、対抗馬の擁立について「他の野党とも協力し、全力で立てなければならない。国民がペナルティーを与えるには、候補がいなければできない」と訴えた。

 福岡市で8日に行われた共同記者会見では、泉健太代表(50)も「『裏金議員』のいる選挙区で候補者を擁立することが野党共通の目標であっていい」と述べ、枝野幸男・前代表(60)も「裏金議員に選挙でけじめをつけさせる」と強調した。吉田晴美衆院議員(52)も「野党一本化で、1対1の構図を必ず作る必要がある」と指摘した。

 同問題で不記載があった自民議員のうち、次期衆院選に小選挙区で出馬する見通しなのは、45小選挙区(読売新聞社調べ)に上る。このうち33選挙区で立民は公認候補の擁立を決定しているが、23選挙区では日本維新の会、国民民主、共産の3党のいずれかの候補と競合している。立民幹部は「今すぐ一本化の調整を進めるべきだが、代表が決まらないと動けない」と焦りを募らせている。

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