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パラリンピック、フランスのボッチャ金メダリストが聖火消す…盛大に軽快に終演

読売新聞 / 2024年9月9日 23時38分

パラリンピックの閉会式を楽しむ日本選手団ら(8日、サンドニで)=木佐貫冬星撮影

 【パリ=読売取材団】8日夜(日本時間9日)、パリ近郊のフランス競技場でパリパラリンピックの閉会式が行われた。降りしきる雨の中、戦いを終えたパラアスリートは仲間と談笑したり、スタンドに手を振ったりしながら祭典最後の夜を満喫した。

 式の序盤ではトリコロールカラーのライトでスタンドが照らされ、右手を欠損したトランペッターがフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」を演奏。大会組織委員会のトニー・エスタンゲ会長がスピーチで「選手に長い拍手を送り、どれほどの感動をもらったかを示そう」と観客に呼びかけると、会場はしばらくの間、大きな拍手に包まれた。

 障害のあるダンサーを含む8人がパリ五輪で正式競技に採用されたブレイキンを披露して会場を盛り上げ、パラリンピック旗が、パリのアンヌ・イダルゴ市長から国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドルー・パーソンズ会長を経てロサンゼルスのカレン・バス市長に引き継がれた。パラは初開催となるロサンゼルスを紹介する映像も流され、障害者らが米西海岸が発祥とされるスケートボードを楽しむ明るいイメージが伝えられた。

 その後、フランスを代表するパラアスリートがランタンに入った聖火を会場に運び、最後は車いすに乗ったボッチャ女子金メダリストのオレリ・オベールが息を吹きかけて聖火は消えた。

 終盤は軽快な音楽が次々と鳴り響き、会場全体がダンスフロアのような熱気に包まれ、盛大なフィナーレを迎えた。

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